データウェアハウスの真価を引き出すクラウド移行

消費者の行動が多様化し、あらゆるアクションが企業の重要な資産としてに紐づけられています。こうした時代の中でデジタルトランスフォーメーション(DX)は業種を問わず、すべての企業にとって急務な課題となっています。その根幹となるものはデータの活用です。データはそれ自体に意味は持ちません。分析できるように整理し加工して、はじめて有効な資産となります。こうした加工済みのデータを「データウェアハウス」に格納します。


データウェアハウスについては、こちらの記事もご覧ください。

データウェアハウスは、物理的・論理的に散在する各種デジタルデータを集約し、横断的に可視化するために利用されます。データウェアハウスには、大きく分けて「オンプレミス」と「クラウド」の2タイプがあります。オンプレミスは自社保有のサーバー上にデータを格納・運用するもので、一方のクラウドは、インターネット上のサービスにデータを預け、ネットワーク経由で活用するのが特徴です。

運用にかかる費用や機能のカスタマイズ、セキュリティの強度などはどちらも一長一短ありますが、ビジネススピードが要求される昨今の状況においては、柔軟性、俊敏性、拡張性を兼ね備えたクラウドへの移行が世界的なトレンドと言えるでしょう。

データウェアハウスをクラウド化するクラウドデータウェアハウス

クラウドデータウェアハウスの大きな特徴は、圧倒的に低コストであるという点です。サーバーを設置するための社屋やスペースなどの物理空間を用意する必要がなく、サーバー機器などの特別なハードウェアも必要ありません。月額の利用料は格納するデータ量に合わせて変わるため、コスト効率にも優れています。

さらに、サーバーの保守運用はサービス提供事業者が行うため社内で人材を育成したり、技術者を雇用する必要はありません。災害に対する強さや災害からの復旧速度も、オンプレミスよりクラウドの方が有利とされています。

ただし外部のネットワークを経由する以上、情報漏洩などのリスクには十分な対策が必要です。また貴重なデータを預ける以上、サービス事業者は慎重に選ばなくてはなりません。

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データウェアハウスのクラウド移行を成功させるポイント

データウェアハウスが真価を発揮できるかどうかは、外部データをどれほど効率的に取り込めるかが大きなポイントです。実際、多くの企業ではデータの50%以上を社外のソースから得ていると言われ、保存形式や品質が異なるデータの集約・統合に苦労しています。これはオンプレミスであろうと、クラウドであろうと変わりません。

一方、クラウドデータウェアハウス特有の課題はオンプレミスからのデータ移行です。オンプレミスで運用してきたデータの構造や品質は、これから利用するクラウドサービスと必ずしも一致しているとは限りません。場合によっては単純なデータ移行ができず、データ処理に膨大な手間と時間がかかる可能性もあります。

オンプレミスからクラウドへのデータ移行を効率的に行うためには、データ探索からクレンジング、統合、管理、ガバナンス、保護までを迅速に、自動で実行できるツールの存在が欠かせません。

データウェアハウスをAWSに移行する

このような課題を解決するため、インフォマティカではオンプレミスからAWSへのデータ移行をサポートする各種ツールを用意しています。

たとえば自社サーバー内に散在するデータを迅速に探索し、インベントリを作成したり、メタデータからコンテキストを作成できる「Enterprise Data Catalog(EDC)」はそのひとつです。

他にもEDCを活用してオンプレミスからRedshiftへの移行プロセスを評価し、機密データへの影響やコスト削減効果の見込みなどを可視化する「インテリジェントデータ移行評価(IDMA)」、データの統合・管理や品質確保に役立つ次世代型iPaaS「Informatica Intelligent Cloud Services(IICS)」といったサービスもあります。

こうしたサービスはいずれも、AWS Marketplaceで簡単に購入して導入できるため、お客様のデータの移行にかかる時間やコストを削減して、AWSのパフォーマンスを最大限に効率良く引き出すことができます。

インフォマティカが提供するデータウェアハウス移行ソリューションについての詳しい情報は、右記をご覧ください。