Informatica World 2021を振り返る

毎年、Informatica Worldでは、大きな発表や技術革新、エキサイティングな業界のインサイトなどが行われています。Informatica Worldは、クラウドやAIなどの最新のテクノロジーやトレンドを背景に、データとデータ管理に関する業界のイベントとして認知されてきました。

その中でも、Informatica World 2021は、すべてにおいて最高のイベントになりました。数か月に渡る準備期間から、このイベントの成功に確信を持っていましたが、私たちだけでなくご参加いただいた皆様の期待値を大きく超えるものだったと思います。イベントチャットの反応を見ると、皆が興奮し、刺激や感銘を受け、時には感動して涙をながしたかもしれません。しかも、バーチャルイベントでです。

今回のInformatica World 2021について、振り返ってみましょう。

業界初のIntelligent Data Management Cloudの発表

初日に、CEO Amit Waliaが Intelligent Data Management Cloud (IDMC)を発表しました。IDMCは、業界初で最も包括的なクラウドネイティブでAIを搭載したデータ管理プラットフォームです。

月間17兆件以上のトランザクションを実行するIntelligent Data Management Cloudは、お客様が求めるエンタープライズスケールを実現します。また、200以上のクラウドネイティブなインテリジェントデータサービスにより、あらゆる場所に存在するすべてのデータをカタログ化、インジェスト、統合、プレパレーション、クレンジング、マスター、共有を任意の方法で処理し、ガバナンス、信頼性、民主化を確保しながら、ビジネスを360度見渡せるインテリジェントなインサイトを提供することができます。

IDMCは、大規模かつクラウドでのデータ管理に必要なすべてのクラウドネイティブなインテリジェントデータサービスを1つのプラットフォームで提供します。

Amazon Web Services, Microsoft Azure, Google Cloudでの大きな発表

また、当社のパートナーエコシステムの強みもご覧いただきました。インフォマティカは、大手クラウドベンダー3社すべてと戦略的なレベルで提携している唯一のクラウドデータ管理の会社になります。Informatica Worldでは、AWSのCharlie Bell氏、AzureのRohan Kumar氏、GoogleのDebanjan Saha氏とInformatica CEOのAmitが対談し、この3社の話を聞くことができ、いくつかの重要な発表も行いました。

  • AWSでのデータガバナンスとデータカタログのSaaS: 信頼できるデータをお客様に提供するために設計された、最も包括的なクラウドネイティブのデータガバナンス、品質、カタログのAWSのSaaSソリューションです。
  • Microsoft Azureでの無料クラウドデータ統合サービス: 新たなCloud Data Integration Free Serviceは、Azure上のIDMCを迅速かつ容易に使い始めるために、クラウドへの障壁とコストを低減します。
  • Google Cloudで大規模な分析を行うためのインテリジェントなデータ管理: InformaticaのCloud Data Integration(CDI)Elastic on Google Cloudは、Databricksのサポートを含め、大規模なエンタープライズデータの生産性と拡張性を向上させることができます。

業界のトレンド、イノベーター、そしてインスピレーション

初日の後半では、Gartner社のDistinguished VP AnalystであるMark Beyer氏が、データ管理市場のトレンドについて説明しました。Charles Schwab社、Eli Lilly社、New York City Health & Hospitals社のデータリーダーたちは、インフォマティカがどのようにデータによる変革を支援しているのか、実際の事例とともに紹介しています。Peloton社のTembi Sibanda氏は、このデータ駆動型企業の実状を紹介し、”テスト、テスト、テスト “というアドバイスで拍手喝采を浴びました。また、Girls Who Codeの創設者であるレシュマ・ソジャニは、技術分野におけるジェンダーギャップを解消し、多様性を高めるという彼女の挑戦で会場を沸かせました。

そして、野球界のレジェンドであり、投資家でもある Alex Rodriguez 。彼は、スポーツとビジネスの両方のキャリアにおけるデータの役割について、ユーモアを交えて場を和ませてくれました。

また、「Intelligent Disruptor of the Year」を受賞したUnilever社をはじめとする2021年イノベーションアワードの受賞者の皆さんにも大きな拍手を送りたいと思います。これらの受賞した企業は、SNSに掲載している動画でご覧いただけます。

司会のEva Sahaは終始、重要な洞察を引き出す巧みなインタビューと、ゲストの会話で場を盛り上げました。

今回のInformatica Worldは、素晴らしいテクノロジーだけではないと冒頭で述べました。それは、昨年は多くの人にとって困難な年となりましたが、人と人とのつながりや、復興を願うことも目的としています。

締めくくりの基調講演では、SekouWorld Inc.のCEO兼創設者であるSekou Andrews氏が、成長とは何か、「次のレベル」とは何かを問いかけ、さらに追及していくことを表明しました。それはまさに変革であり、非常に感動的な内容でした。これは通常の技術カンファレンスでは感じることのできない内容です。

Informatica Worldは、ラウンドテーブルとNext-Generation Enterprise Architecture Summitで幕を閉じました。来年のInformatica World 2022で、またお会いしましょう!


本ブログは2021年2021年4月19日のAsh Parikh氏によるInformatica World 2021 – The Recapの翻訳です。