インフォマティカ、IDCのデータカタログソリューション評価にてリーダーの選定

IDC MarketScapeによる世界的データカタログソフトウェアのベンダー評価において、インフォマティカは「リーダー」として選出されました。このような評価をいただき、大変誇りに思います。

IDCでは、データインテリジェンスは将来的な統合データプラットフォームであると考えられています。IDCのレポートによると「未来におけるインテリジェンスの鍵となるのは、データインテリジェンスです。従業員やマシンがデータネイティブになることで、情報を統合し、学習能力を向上させ、大規模な洞察を自動化することができます」。またIDCは、データのカタログ化はデータインテリジェンスソフトウェア市場カテゴリの基盤であるとしています。

インフォマティカもまたIDCと同様の考えであり、これからの時代を担うデータ管理を「データ4.0」と呼んでいます。データ4.0はAIを活用したインテリジェントなデータ管理のことで、メタデータ主導のインテリジェンスと自動化によってデータ管理のすべてに対応します。また、全データ資産においてメタデータ基盤を確立する最も効果的な方法は、インテリジェントなエンタープライズ規模のデータカタログを使用することです。このビジョンへの証として、インフォマティカでは次世代のデータカタログであるInformatica Enterprise Data Catalog(EDC)、業界唯一のメタデータ主導AIエンジンであるCLAIREに数年の歳月を費やしてきました。これまでの取り組みがIDCの評価につながったことを、とても嬉しく思います。

企業規模のデータインテリジェンスで求められる6つのデータカタログ要件

現在、Enterprise Data Catalogを最新データアーキテクチャの基盤コンポーネントとして、多くのお客様がデジタルトランスフォーメーションを推進しています。お客様からの高い信頼は、インフォマティカがリーダーとして選出された主な理由の1つです。また、お客様との取り組みの過程で、企業規模でのデータインテリジェンスには何が求められているのかということについて、さらに考察を深めることができました。IDCのレポートでも、インフォマティカと同様の考えが重要なポイントとして述べられています。その主な要素を以下にまとめました。

  • 企業全体におけるメタデータ接続の幅と深さ:メタデータ管理がデータインテリジェンスの鍵であるとすれば、すべてのデータソースからメタデータを抽出する機能は必要不可欠です。マルチクラウドデータウェアハウスとデータレイク、オンプレミスのデータウェアハウス、BIツール、ETLツール、企業アプリケーション、さらにはサードパーティのカタログさえ含んだ、真の「カタログのカタログ化」を実現します。最近では、 インフォマティカはCompact Solutions社を買収し、業界をリードするメタデータ接続の幅と深さを拡大することでデータベース内の静的および動的コードを含む最も複雑なデータソースからのメタデータ抽出が可能となりました。
  • エンドツーエンドのデータリネージ:データリネージは、すべてのデータ主導ビジネス変革の優先事項を支える基本的な「導入事例」として扱われつつあります。大抵の場合、データリネージを把握するのは面倒な手動プロセスであり、多くのブラックボックスを伴います。IDCは「インフォマティカの製品には広範なメタデータ接続と深い抽出機能が備わっており、データがインフォマティカのプラットフォームにない場合でも、エンドツーエンドのリネージを提供します。」と述べています。Informatica Enterprise Data Catalogでは、ブラックボックスを経由することなく詳細かつ自動でエンドツーエンドのリネージを提供し、データガバナンスや規制コンプライアンスを自動化することができます。
  • AI / MLを活用した自動化:IDCがレポートで述べているように、「インフォマティカのAIエンジンであるCLAIREは、メタデータからの学習によってデータの発見や分類を自動的に行い、データのキュレーション中に推奨事項を選出します」。Enterprise Data Catalogでは、CLAIREを利用した自動データ検出機能では、ドメインとエンティティの検出に基づくデータのタグ付けや分類、ビジネスドメインと技術ドメインの自動関連付け、およびデータの類似性や関係性の自動検出が可能となります。大規模な洞察をこのレベルで自動化することで、IDCも認めるデータインテリジェンスが実現します。
  • コラボレーションとクラウドソーシングによるキュレーション:Enterprise Data Catalog のコラボレーション機能を使用すると、企業全体の共有データ知識を活用することができます。カスタムタグ、評価、レビューなど様々な形式でクラウドソースのデータキュレーションがインデックスに登録、活用され、より優れた豊富な検索結果とコンテキストをデータ利用者に提供し、顧客がAIと人間双方の専門知識を最大限に活用できるようにします。
  • すべてのビジネス導入事例のサポート:デジタルトランスフォーメーションに移行する企業に必要なのは、データガバナンスプライバシーからセルフサービス分析、最新のクラウドCustomer 360まで、あらゆるビジネスユースケースをサポートする俊敏性と拡張性を備えたデータカタログです。IDCのレポートでは以下のように述べられています。「インフォマティカのデータガバナンス、データ品質、データ統合、およびマスターデータ管理機能は、データカタログの調達に付随していることがほとんどです。データインテリジェンス戦略の全体像や、インフォマティカの様々なプラットフォームが提供する内容において、データのカタログ化はほんの一部にすぎません」。
  • 企業規模での展開:クラウドでのデータアーキテクチャの急速な採用がすすんだことなどが理由となり、現在のデータ環境の規模や複雑さは増大し続けています。また、企業は部門レベルのプロジェクトから、企業全体にわたるデータのカタログ化とメタデータ管理へと急速に移行しています。このような状況を考慮すると、マルチクラウドおよびオンプレミス全体で1億以上のデータ資産をEnterprise Data Catalogによってスキャン、カタログ化する企業規模の展開が多く見られるのも、さほど驚くことではありません。

以上の項目をもとに、IDCはお客様が「多様で分散した、大規模なデータ資産を有する大企業か中規模組織である場合は、インフォマティカの製品をご検討ください。自動化されたデータインテリジェンスの収集、分類、およびキュレーションに求められるのは、自動的なアプローチでデータインフラストラクチャを最新にすることであり、これによってデータ主導でビジネス上の優先課題を実現することが可能となります」と述べています。

Enterprise Data Catalogを利用したお客様の声

インフォマティカの製品の有用性は、現場でも実証されています。大変ありがたいことに、Enterprise Data Catalogを利用したお客様の多くが、データ主導のトランスフォーメーションが可能になったと公にコメントしてくださっています。

最近開催されたCLAIREview series of Intelligent Data Summitsでは、Anthem社athenahealth社がそれぞれ行っているデジタルトランスフォーメーションの取り組みについて発表しました。大手医療保険プロバイダーであるAnthemは、Enterprise Data Catalogが企業データガバナンスの共通メタデータリポジトリの確立に役立ち、自動化によってデータ検出とデータリテラシーの効率が向上したことで年間数百万ドルの節約に繋がったと述べました。またathenahealthは、Informatica Intelligent Cloud Services(IICS)、Axon Data GovernanceData QualityとEnterprise Data Catalogを併用し、データライフサイクル全体にわたって信頼できるデータを管理および提供することで、Snowflakeによるクラウドデータウェアハウスの近代化を加速しています。

金融サービスでは、オランダで第2位の総資産を有する大手銀行であるRabobankがBCBS 239に対する規制遵守を強化し、Enterprise Data Catalogによってエンドツーエンドのリネージを自動化することで、より効率的なデータガバナンスを実現しています。大手金融サービスプロバイダーであるInvescoは、インフォマティカが開催したMDM 360 and Data Governance Summitにて発表を行い、Enterprise Data CatalogとAxon Data Governanceのインテリジェントデータガバナンスソリューションを使用することで、信頼のおけるデータ民主化を進め、AWSクラウドデータレイクでのセルフサービス分析に役立てていると述べました。

データカタログ市場に関するIDCの見解や、インフォマティカがリーダーに選ばれた理由のより詳しい情報については、レポートをダウンロードしてください。 インフォマティカにおけるカタログのカタログ化については、eBook “Drive Your Business Forward with a Catalog of Catalogs.”をご参照ください。


IDC MarketScapeのベンダー分析モデルは、特定の市場におけるICTサプライヤーの競争力の概要を示すものです。調査方法は、定性的および定量的基準の両方に基づいた厳密なスコアリング方法を採用しており、その市場における各ベンダーの位置を一つの図にまとめています。「機能」スコアは、製品、市場開拓、短期的なビジネス遂行のレベルを測定し、「戦略」スコアは、3~5年単位でのベンダーの戦略と顧客要件との整合性を測定します。ベンダーの市場シェアは、アイコンのサイズで示されています。


本ブログは2020年7月24日のDharma KuthanurによるInformatica a Leader in IDC’s Assessment of Data Catalog Solutionsの翻訳です。