AI搭載Enterprise Data Catalog Advanced Scannersでメタデータを見過ごさない

メタデータ接続は、データカタログの重要なコンポーネントです。インテリジェンスと自動化により、データドリブンのDXを成功させるために必要なメタデータの統一基盤の確立に役立ちます。 インフォマティカでは、さまざまな業界および地域のGlobal 2000およびFortune 500企業の多くに対して、非常に複雑なデータ環境全体で、データを大規模かつインテリジェントにカタログ化や管理ができるようにサポートしています。

インフォマティカは、メタデータ管理におけるリーダーシップを拡大しています。最近では、Compact Solutions社の買収を発表しました。この買収の重要性について、インフォマティカの製品管理担当本部長であるGaurav Pathak氏にインタビューする機会がありました。会話の過程で、メタデータ管理、データのカタログ化、高度なスキャナーの重要性に関する多くの重要な質問にお答えいただき、短期的および長期的にどのようなメリットを得ることができるかについて話し合いました。

Q.インフォマティカは最近Compact Solutions社を買収しました。この買収がインフォマティカと顧客にとってどのような意味を持つか教えていただけますか?

A.まず、Compact Solutions社がインフォマティカのチームに加わることに本当に嬉しく思います。ご存知のように、Compact Solutions社は2003年に設立され、自社の高度なメタデータスキャナーによって最も複雑なシステムからメタデータとデータリネージの抽出することにおいて深い専門知識を持つメタデータ統合スペースにおけるリーダーです。
インフォマティカは長年のパートナーシップの中で彼らとの密接な協力関係を築いてきました。私たちは共同で、さまざまな業界や地域に多数の顧客を抱えています。

また、チームと製品の提供、特にInformatica Enterprise Data Catalog製品とCompact Solutions メタデータスキャナー(旧称:MetaDex)の間には、大きなシナジーがあります。買収後、MetaDexスキャナーはInformatica Enterprise Data Catalog Advanced Scannersに名称変更されました。

AI搭載のInformatica Enterprise Data CatalogとInformatica Enterprise Data Catalog Advanced Scannersを組み合わせることにより、我々のお客様はメタデータ抽出とデータリネージの最も困難な課題を解決することができるようになります。

Q.高度なスキャナー(Advanced Scanners)とは何ですか?なぜ重要なのでしょうか?

A.事実上、すべての企業のデータ環境には複雑なシステムがあります。これらには、IBM DataStage、Oracle Data IntegratorなどのETLツールであるCOBOLおよびJCLで構築されたオンプレミスのメインフレームシステムやデータベースおよびデータウェアハウス用のストアドプロシージャおよびスクリプト言語であるSAP BODIが含まれます。さらに、SAS、SAP BW、SAP BW / 4 HANAなどの多数のエンタープライズアプリケーションとシステムも挙げられます。

それらが複雑なのは、メタデータと変換ロジックがこれらのシステムとツールに閉じ込められ、サイロ化されているためです。抽出するのは非常に難しく、理解するのはさらに困難です。これらのシステムは、内部ストレージ、プロセス、および関係について簡単に共有可能な説明を提供しないことがよくあります。そのため、しばしば「ブラックボックス」とも呼ばれます。
これらの複雑なシステムに埋め込まれているメタデータは、リスクとコンプライアンス、データガバナンス、データ分析の管理、データリネージなどの多くの戦略的ユースケースや企業の取り組みにとって重要です。今日、そのようなソースからデータリネージを抽出するためには、多くの場合、手動のアプローチが必要です。その結果、企業には長くて費用のかかるプロジェクトが残されるか、データの大きなチャンクを未開発のまま残さざるを得なくなります。
 Enterprise Data Catalog Advanced Scannersは、ユーザーが詳細なメタデータと対応するデータリネージをすばやくスキャン、抽出、および理解できるようにすることで、この複雑さを軽減し、「ブラックボックス化」を事実上排除します。これらのスキャナーを「高度」にしたのは、(a)さまざまなストアドプロシージャからコードを解析し、(b)自動データリネージとデータ関係を大規模に取得し、(c)静的コードと動的コードの両方から深いメタデータを抽出する能力です。抽出されたデータリネージは、パラメータートラッキング、パラメーターに基づく値からの動的SQL生成、データベースクエリなどにより、プロシージャコールを完全に可視化します。


図1:メインフレームシステムからのメタデータ抽出

Q.Advanced ScannersはEnterprise Data Catalogをどのように補完しますか?

A.Enterprise Data Catalog(CLAIRE®AIエンジンを搭載)は、ディープかつ幅広いメタデータへの接続性を備えたカタログのデータカタログです。オンプレミスデータベースとデータウェアハウス、クラウドデータウェアハウスとデータレイク、BI、分析ツール、ETLツール、エンタープライズアプリケーションなど、ハイブリッドおよびマルチクラウド環境全体のデータソース用に60以上のスキャナーを備えています。

また、Enterprise Data Catalogのロードマップには常にスキャナーを追加しています。
Informatica Enterprise Data Catalog Advanced Scannersは、既存の包括的なスキャナーセットを補完するものです。これにより、お客様は次のような複雑なシステムからメタデータを抽出できます:

  • メインフレームシステム:COBOLおよびJCL
  • サードパーティのETLツール:IBM InfoSphere DataStage、Oracle Data Integrator、Microsoft SSIS
  • ストアドプロシージャとスクリプト言語:Oracle、Microsoft SQL、IBM Netezza、Teradata(BTEQスクリプト、高速ロードスクリプト、高速エクスポートスクリプト、マルチロードスクリプトを含む)
  • BIおよび分析ツール:SAS、Microsoft SSRS、およびSSAS
  • エンタープライズアプリケーション:SAP BW、SAP BW / 4 HANA

当社のスキャナーを使用すると、次のようなエンドツーエンドのメタデータを抽出できます:

  • オブジェクトのメタデータ
  • 関係メタデータ
  • データリネージメタデータ

これらの機能により、我々のお客様は最も包括的なメタデータリポジトリのメリットを受け、主要なユースケースのすべてとさまざまな戦略的企業イニシアチブをサポートする、データ駆動型のビジネス変革を成功させることができます。たとえば、お客様はこれらのスキャナーを使用して、エンタープライズデータガバナンスと規制コンプライアンス、影響分析、高度な分析、およびクラウドデータレイクとデータウェアハウスの最新化等をサポートできます。

Q.Advanced Scannersが使用されたユースケースまたは顧客の例と、対処した課題について説明していただけますか?

A.前述したように、Compact Solutions社には多くのお客様がいます。その中にはヨーロッパに拠点を置くグローバルな銀行があります。彼らの主要なユースケースは、包括的なエンドツーエンドのデータリネージと影響分析のための厳しい要件による法規制の順守を中心にしたものです。

それらのデータリネージコードのかなりの部分が、OracleおよびMicrosoft SQL Serverのストアドプロシージャに埋め込まれていました。その銀行は、BCBS 239に由来する規制の規定をサポートするために、メタデータリネージ関係を含むすべてのメタデータへのアクセスを必要としていました。そこで、彼らは高度なスキャナーを使用して、ストアドプロシージャからコードを迅速に解析。これにより、粒度の細かい詳細を大規模に取得できるようになったのです。結果、銀行のコンプライアンス担当者とその利害関係者は、主要なデータ要素がどのように計算されたかをよりよく理解し、影響分析時間を数週間から数分に短縮しながら、レポート作成のための包括的な監査証跡を作成できるようになりました。

Q.企業は、Advanced Scannersを入手するためにEnterprise Data Catalogを導入する必要がありますか?

A.はい。Enterprise Data Catalog Advanced Scannersを購入するには、Enterprise Data Catalogのライセンスを取得する必要があります。
同製品を既に導入しているお客様は、必要なAdvanced Scannersを購入することができます。 同製品のライセンスを取得中のお客様であれば、Advanced Scannersも追加することが可能です。
利用可能なさまざまなオプションの詳細とスキャナーの詳細については、担当のインフォマティカアカウントエグゼクティブまたは当社のドメインエキスパートにご連絡ください。

Q.長期的に、インフォマティカの顧客はこれらのAdvanced Scannersからどのようなメリットを受けることができますか?

A.前述したように、製品ロードマップには常にスキャナーを追加しています。私たちは、お客様が、最も包括的な深くて広いメタデータ接続を確保できるように努めています。私たちはニーズと優先事項を理解するためお客様やパートナーと緊密に連携しています。そのため、2020年以降には、AIなどの3GLおよび4GLプログラミング言語用のスキャナーや、AI /機械学習のユースケースをサポートするためのスキャナーなど、より高度なスキャナーをご提供する予定です。

詳細については、Informatica Data Catalog Advanced Scannersデータシートをお読みになることをおすすめいたします。または、Informatica Enterprise Data Catalog Advanced Scannersにアクセスください。


本ブログは7月2日のManeeza MalikによるLeave No Metadata Behind with AI-Powered Enterprise Data Catalog Advanced Scanners の翻訳です。