最新ハイブリッドデータ管理で優れた人材と企業を結びつける

売上高50億ドル以上、従業員8,100人を抱えるKelly Services社は、科学、エンジニアリング、教育、IT、オフィス、コンタクトセンター、軽工業などの分野に、優れた人材を派遣、紹介するグローバル人材サービス企業です。1946年の創業以来、世界中から50万人以上の人材を雇用して、スキルを必要とする企業と有能な人材を結びつけています。

同社が紹介する専門職は、約2分に1人という驚異的なスピードで採用されています。そのため、増え続けるデータと市場ニーズの変化のスピードに対応し、適材適所の人材配置を効率化することが急務でした。また、候補者の全てを把握するためには、同社の顧客やパートナーのシステムから得た人材に関する情報を統合、分析する能力を向上させることが必要でした。

また、同社は何年にもわたってオンプレミスのシステムを活用してきました。しかし、人材は循環的なだけでなく、保有する人材の規模を拡張できることが非常に重要で、かつ変化の激しい市場ニーズに対応するためには、より柔軟性と拡張性の高いクラウドへの移行が必要であると認識しました。そこで、データアーキテクチャの最新化に注力し、包括的なデータ戦略とクラウド戦略を変革の中心に据えたのです。

BIアナリティクス・マネージャーのFilious Louis氏は、次のように述べています。

「データは私たちの新しい通貨です。ビデオインタビュー、履歴書、従業員からのメールなど、全てのデータソースに価値があります。」


まったくその通りです。データは信頼できるビジネスの通貨であり、データ戦略は、今や役員会の中心的な議題になっています。そして、クラウドへの移行は、データの価値を最適化するための重要な戦略の1つです。

新しいインフラストラクチャへの投資は、全てクラウドに実装するという「クラウドファースト」を実践する企業もあるかもしれませんが、多くの場合は、オンプレミスとクラウドを共存させて、ビジネスニーズに応じてスケールアップあるいはスケールダウンできる柔軟性の高い「ハイブリッド」アプローチを採用しています。Kelly Services社も、従来のシステムを一夜にして停止するのではなく、ハイブリッドの道を選択しました。

クラウドファーストあるいはハイブリッドのいずれのアプローチを選択したとしても、ひとつのクラウドベンダーだけに依存している企業は稀で、実際、80%以上の企業がマルチクラウド戦略を採用しており、平均5つのクラウドサービスを併用しています。Kelly Services社も同様に、さまざまなSaaSクラウドプロバイダーを活用することになりました。

ハイブリッドデータ管理の基盤

同社が戦略的なハイブリッドクラウドのプラットフォーム(PaaS)として選んだのは、Microsoft Azureでした。そして、同社のオンプレミス環境とマルチクラウド環境の両方にわたってデータを統合し、広範なデータ管理要件を満たすことのできるiPaaSソリューションとして選んだのは、インフォマティカでした。インフォマティカとマイクロソフトの長年にわたる戦略的パートナーシップによって、製品の相互運用性と統合性が非常に高いことが、インフォマティカを選ぶ明確な理由となりました。

Kelly Services社、BI Analytics、シニアディレクターのRavi Guinjupalli氏は、次のように語っています。

「インフォマティカとMicrosoftは、それぞれ自社のプラットフォームとテクノロジーに多大な投資をしており、それは顧客である私たちにとっての利益になります。両社の製品は、私たちが必要な柔軟性と俊敏性を生み出せるように統合されています。」

同社は、ハイブリッド環境におけるデータ統合プラットフォームとして、インフォマティカのIntelligent Cloud Servicesを導入し、同社の顧客やパートナーの異種混合システムと接続して、人材や雇用機会に関するデータを取り込むことに成功しました。

さらに、大量のデータを迅速に取り込んで、適材適所の人材配置をスピーディに実現するためには、データウェアハウスのクラウド移行、データレイクの構築、人材関連データのマスター化が必要でした。Kelly Services は、Informatica MDMを使って、組織、顧客、従業員、候補者、パートナーなどの情報を統合してマスター化することで、ターゲットを絞ったタイムリーな配置機会を創出し、人材の選択プロセスを迅速化することに成功しました。

Ravi氏は、次のように語っています。

「今回、達成できたことを誇りに思います。一日の終わりになると、私たちがいかに地域社会により良いサービスを提供し、より多くの人々に仕事を提供できているかを実感します。インフォマティカとMicrosoftのおかげで、私たちはこれまでになく社会の役に立てるようになりました。」

Kelly Servicesは、引き続きインフォマティカを活用して、データレイク管理、データガバナンス、データアーカイブ、データセキュリティを含むデータ戦略に取り組んでいます。

Kelly Servicesの事例についてさらに詳しくは、こちらの動画(英語)をご覧ください。

その他のお客様事例(日本語)はこちら


※本ページの内容の一部は2019年4月15日更新のUS Blogの抄訳です。

A Hybrid Data Management Journey Helps Connect Great People to Great Companies

著者:  Ronen Schwartz

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