あなたのそのデータ、本当に信頼できますか? – エンタープライズ・ データカタログ の必要性 –
企業では、日々さまざまなシステムでデータが発生し、ビジネス要件に合わせて関連システムに連携されています。また近年では、データウェアハウスやビッグデータの格納先としてのデータレイクに非構造データを含む大量のデータが蓄積されています。
データが溢れるこの時代、あなたが使おうとしているそのデータは本当に信頼できますか?
そのデータがどこのシステムで発生し、どこのシステムを経てあなたの手元にあるのか、すぐにわかりますか?
あなたが作ったデータはどこに流れ、誰が使うのか把握できているでしょうか?
インフォマティカでは、そんな懸念への解決策として、エンタープライズ・データカタログを作成することをお勧めしています。
Informatica Enterprise Data Catalogが提供するエンタープライズ・データカタログで具体的にどのようなことが実現出来るかご紹介します。
- 検索
Google検索のように、企業内のデータベース、データウェアハウス、データレイクにあるデータ資産をWebインターフェイスからキーワード検索することができます。キーワードを入力すると、自動推奨機能により探したいキーワードを補完してくれるため、検索結果の絞り込みも効率的に行えます。これにより、従来のようにExcelなどのドキュメントを探し回る必要はありません。
また検索対象はテーブル名だけではありません。システムから取得した各種属性情報(業務名称、システム名称、システムリソース名、利用している人・プロジェクトなど)、ユーザーが入力したメモやカスタムの追加属性情報など、いわゆるメタデータ情報を横断的に検索し、その結果を返します。
- 属性の確認
カタログから選択したオブジェクトについて、そのシステム属性や他のユーザーが入力したカスタム属性を確認することができます。
具体的には、システム名称、システムリソース名、データ件数、更新日付や業務名称、利用している人・プロジェクトなどが画面左側のタブに表示されます。
右側のタブにはデータベースであればカラム毎にどのようなデータが格納されていて、どのようなデータパターンになっているかが表示され、一目瞭然に確認することが出来ます。
- リネージ(系統の確認)
各オブジェクト間のつながりを列レベルで追うことができます。
データがどこから来て、どこに向かうのかが一目でわかり、データの信頼性が格段に向上します。
粒度や範囲を自由に絞ることができるので、自分が知りたい箇所を特定して調べることもできますし、鳥瞰図的なアプローチで全体を見渡すこともできます。
また、オブジェクトの変更が他にどのような影響を与えるかを検証する詳細な影響分析も行うことも可能です。
この他にも様々な機能を提供し、データを企業資産としてビジネスに活用できるよう強力にサポートします。さまざまな部門、システム、アプリケーション間で流通している貴社内のデータ資産の棚卸し、始めてみませんか?
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