次世代型データ統合 Data Integration Hub の活用事例

複雑化したデータ統合をシンプル化

これまでのデータ統合は自社内のオンプレミスシステムを相互につなぐポイントツーポイントの接続が主流でした。しかし、グループ企業をまたがったデータ分析やアプリケーションの統合、ビッグデータやクラウドの利用に伴って複雑化するデータ統合に苦慮されているお客様は少なくありません。

今回は、Informatica Data Integration Hub(DIH)の次世代ハブ型アーキテクチャによって、複雑化したデータ統合を制御性を損なうことなく、開発性の向上と運用の自動化もあわせて実現されたお客様のユースケースをご紹介します。

DIHについては過去の記事も参考にしてください。
システム間の連携をより高度に、フレキシブルに実現するハブシステム

 

例1:アプリケーション統合

あるお客様では、グループ内のアプリケーションを相互に結ぶデータ統合インタフェースが数千本と複雑化・煩雑化の一途をたどっており、どのアプリケーションがどのアプリケーションとどのようにデータをやりとりしているかを可視化することや、開発の統制を取ることが困難な状況になっていました。

グループ外の取引先の間でもデータ統合のニーズが高まっていたことから、アプリケーション間を密結合からDIHを介した疎結合にすることで、データ統合の手法や経路、仕組みを標準化し、一元管理・可視化を実現しました。これにより、開発効率だけでなく、運用・保守効率も向上、統制強化につながり、トレーサビリティの確保が可能になりました。DIH01

 

例2:ハイブリッド統合

オンプレミスの基幹・業務アプリケーションを利用してこられたお客様では、ビジネスやITの変化に柔軟かつ迅速に対応するためにクラウドの積極的な利用を決められました。しかし、オンプレミスのアプリケーションとクラウド間の接続はネットワーク経路やセキュリティ、データ統合のタイミングなど実現にあたって考慮すべき点が多くありました。

DIHのハイブリッドアーキテクチャはオンプレミスとクラウドを容易に接続できるため、アプリケーション間の依存度を下げてデータ統合を行うことが可能で、データ流通の機敏性が高まりました。また、ポイントツーポイントのデータ統合処理は双方のアプリケーションを熟知したエンジニアによる開発が必要ですが、DIHではハブへのデータ送信処理(パブリッシュ)とハブからの受信処理(サブスクライブ)を切り離すことができるため、「エンジニアの疎結合」も可能となりました。
DIH02

 

例3:アナリティクスハブ

あるお客様の分析チームは社内のさまざまなデータにアクセスして業務データの分析を行っていましたが、鮮度・精度の高いデータを探し収集する時間と業務負荷が増大していました。

DIHが提供するウィザード形式のWebベースのユーザーインターフェイスを活用することで、分析チームはユニバーサルな接続、充実した変換機能、データのクレンジングをセルフサービスで容易に利用できるようになり、データ収集にかかる負荷を減らしました。また、ソースシステムからのデータを”Raw”、”Prototype”、”Certified”の3つのステージに分けて扱うことで、整合性が担保された品質の高いデータを用いて生産性・アジリティが優れた分析業務が可能となりました。

DIH03

 

 

今回は3つの例をご紹介いたしましたが、この他にもDIHは様々なシーンでご利用いただいています。

  • 全社アプリケーション間のデータ連携
  • ホスト撤廃時の開発効率向上
  • 分析用データのブローカー
  • MDMデータ集配信

Informatica Data Integration Hubは高度かつ複雑なデータ統合をシンプルに実現します。お困りのことがございましたらぜひ一度ご相談ください!