データ統合とメタデータ管理による新たな世界

以前ニュースリリースでもご案内しましたが、インフォマティカは、2016年版のガートナー社マジック・クアドラントで「データ統合ツール」および「メタデータ管理ソリューション」の両市場でリーダーと位置付けられました。いずれの市場においても、縦軸に示されている「実行能力」と、横軸に示されている「ビジョンの完全性」ともに最高レベルと位置付けられています。まだレポートをご覧になられていない方は是非ガートナー社より発表されたレポートをお読みいただき、これら二つの市場がいかに成長しているかをご確認ください。

 

ますます複雑化するデータ統合市場

昨今、重要なビジネス決定を行う上でデータが必要不可欠なものとなっていることから、データ管理を考える多くの企業はデータ連携ツールだけではなく、データ品質やビッグデータ、マスターデータ管理、メタデータ管理などの関連機能も重要視するようになってきています。ガートナー社の「2016年データ統合ツール分野のマジック・クアドラント」によると、企業が求める迅速なデータ統合を実現するには、分散処理機能を備えて動的にローカルおよび外部のメタデータを読み込み、分析を可能とする高性能なツールとプラットフォームが必要となるといわれています。

私たちは、企業で採用するデータマネージメントツールは、以下全てのデータタイプへの対応が必要になると考えています。

  • オンプレミスとクラウドデータ
  • 一般的なデータと”ビッグデータ”
  • 構造化データと非構造化データ
  • IT管理データとセルフサービスデータ
  • バッチデータとストリーミングデータ
  • 集中管理データと分散管理データ

 

「インフォマティカはガートナー社2016年データ統合ツール分野のマジック・クアドラントでリーダーに位置付けられる」

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データ量やデータタイプが日々増加を続ける中、分析手法とアプリケーションの近代化も合わせて加速し続けていることにより、データ管理はますます複雑化してきています。その都度ハンドコーディングや個別ツールの選択で対応していては、企業での利用規模やニーズに合わせて拡張していけないことは明らかです。このデータ環境の複雑化に伴い、企業が必要とする速度でデータを配信するためには“統合データ管理プラットフォーム”が必要です。

 

メタデータ管理のニーズ増加

今年ガートナー社は初めて「メタデータ管理ソリューションのマジック・クアドラント」を発表しました。私はこのトピックをテーマにしたマジック・クアドラントをずっと見たいと思ってきましたが、今年初めて発表されるに至ったのは、メタデータ管理がデータにもたらす付加情報だけではなく、データ連携の開発生産性を上げるためにも非常に重要であるという認識が世の中で高まってきていることを意味していると思います。

メタデータ管理はもう個別の取り組みテーマとしてではなく、データ管理プラットフォームの基本的な機能として注目されてきています。

 

「インフォマティカはガートナー社2016年メタデータ管理ソリューションのマジッククアドラントでリーダーに位置付けられる」

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この新しいマジック・クアドラントのレポートでは、全てのデータ配信スタイル、データタイプおよびデータ管理フェーズにおけるメタデータ管理について網羅されています。これはメタデータ管理が次の点で重要であるからと考えます。

  • 連携可視化:ソースからターゲットまでのリネージュ(来歴)管理
  • 監査対応:誰がいつ、どのようにデータを変更したかの履歴管理
  • コンテキスト:ビジネスユーザーによるビジネス用語の追加や管理を可能とし、ユーザーの利用度の向上
  • ガバナンス管理:ルールやポリシー 許可されたユーザーのみの利用、セキュリティポリシー、データ品質などの管理

また、より戦略的な活用手法とされるデータ管理にインテリジェンスを加えて実行する場合にも、メタデータ管理は非常に重要となります。このプラットフォームは、ユーザーがデータをどのように使用、処理、提供しているかを学習することにより、より一層のインテリジェンスを適用し、生産性を向上させます。

  • インテリジェントレコメンデーション:データセットを結合する方法や、関連する可能性のあるデータセットの提示
  • インテリジェントパターン:他の誰がどのようにこのデータセットを活用したかなど、過去の処理内容の提示
  • オートメーション:これまでの処理内容の傾向を学習することにより、データ管理プラットフォームがインテリジェントに自動で処理を実行

 

結論として、現在のデータ管理基盤は非常に多機能なプラットフォームとなり、様々な処理を独自で実行するようになっているということがいえます。そして、ビジネスに価値をもたらすプラットフォームであれば、より一層インテリジェンスや機械学習を適用し、レコメンデーションやオートメーションを提供、生産性を向上させることが求められます。だからこそ、データ統合とメタデータ管理のマジック・クアドラントが並存しているのです。

ビジネスが求める品質レベルと時間軸でデータを提供するためには、それを実現するITの能力が必要です。データ管理の複雑化が進むにつれ、データ統合とメタデータ管理の重要性も高まっていきます。

ガートナー社が提唱する“変化するデータ管理とソリューション”についてご理解いただくには、「データ統合ツールのマジック・クアドラント」および「メタデータ管理ソリューションのマジック・クアドラント」をご確認ください。

 


ガートナー社によるデータ統合ツールのマジック・クアドラント、Mark A. Beyer、Eric Thoo、Ehtisham Zaidi、Rick Greenwald、2016年8月8日

ガートナー社、メタデータ管理ソリューションのマジック・クアドラント、Guido De Simoni氏、Roxane Edjlali氏共著、2016年8月15日

ガートナー社は、ガートナー・リサーチの発行物に掲載された特定のベンダー、製品またはサービスを推奨するものではありません。また、最高の評価を得たベンダーのみを選択するようテクノロジーの利用者に助言するものではありません。ガートナー・リサーチの発行物は、ガートナー・リサーチの見解を表したものであり、事実を表現したものではありません。ガートナー社は、明示または黙示を問わず、本リサーチの商品性や特定目的への適合性を含め、一切の保証を行うものではありません。


※本ページの内容は2016年8月16日更新のUS Blog の抄訳です。

A New World for Data Integration and Metadata Management

著者:インフォマティカ社 プロダクトマーケティング ダイレクター Roger Nolan

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