なぜ今、商品情報管理なのか。企業が抱える課題とは?

今回のInformatica Blogではマスター管理の中でも、特に商品情報のマスターに特化した商品情報管理(Product Information Management : 以下PIM)についてご紹介します。

今回を第1部とし、2部構成で連載したいと思います。

1部:商品情報管理の必要性と企業が抱える課題について

2部:商品情報管理を効率化するソリューションについて

 

ここ数年、商品情報管理(PIM)を検討・導入する企業が増えています。その背景には、モバイル端末(PC・携帯・タブレット等)の普及によって、販売チャネルが実店舗や紙カタログ、パンフレットを中心としたビジネススタイルから、eCommerceやスマホアプリ等、ネット経由で購入するマルチチャネルになり、商品を提供する企業側は、そういった各チャネルへ商品情報を正確かつスピーディに提供する必要性が高まっていることが挙げられます。

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しかしながら、多くの企業は、各システムや部門(マーケティング部門・生産部門・営業部門等)ごとに商品情報を二重・三重に管理している場合が多く、そのような場合、新製品のリリースや、仕様変更に伴う情報の更新に非常に多くの時間がかかってしまいます。近年では、製品名やスペック情報など従来のテキスト情報に加え、メディア情報(写真、動画、取扱い説明書等のPDF)も商品情報に紐付けて管理するケースが増えており、取扱製品点数の増加に伴う管理作業も爆発的に増え、その結果、整合性のとれた商品情報を各チャネルに提供できないといった悪循環に陥っているのが現状です。

 

ここで商品情報管理が必要となっている背景と課題について整理してみましょう。

 

【商品情報管理が必要となっている背景】

・取扱商品点数の増加

・市場投入期間の短縮 (Time to Market)

・ECや各種デバイス等へのマルチチャネル展開 (機会損失の最小化)

・企業のブランド力向上 (整合性が取れた質の高い商品情報の提供)

・グローバル展開を支える商品情報基盤

・全社横断で情報の利活用

・管理業務工数の削減 …など

 

 

【商品情報管理にまつわる課題】

・各部門または各システムで商品情報を重複して保持している、情報の伝達が属人的となっている

・商品情報管理プロセスが煩雑、管理工数が増加している

・属性情報など情報の粒度がバラバラ、データ品質・ガバナンスが欠如している

・各チャネルへの配信、対応の遅れ

・多言語・一物多価などに対応していない、または対応が遅れている (グローバル展開への足かせ)

・メディア情報(写真・動画・ドキュメントなど)の管理が煩雑、そもそも対応していない

・社外の取引先(サプライヤ)とのやり取りが煩雑、属人的になっている

 

企業は、商品情報を効率的に管理し、品質の高い情報をいち早く市場へ提供することが急務となっているものの、上記に挙げたような課題が行く手を阻んでいます。

インフォマティカではこれらの課題を解決するソリューションとしてInformatica Product 360という商品情報管理ソフトウェアをご提供しています。次回はInformatica Product 360を中心とした商品情報管理の効率化方法についてご紹介します。