購買管理とサプライヤー管理で大幅なコスト削減を実現する5つの戦略

INFA-Business-Value-Assessment-300x268信頼できるサプライヤーデータを活用することが、年間600万ドルものコスト削減につながることをご存じですか?*

SCM(サプライチェーンマネージメント)と購買管理の世界では、効率化、コスト削減そしてデータ分析への投資が最優先で推進されています。デロイト社が調査した2016年のレポート“Global Chief Procurement Officer Study”によると、74%の購買責任者(CPO)が直近12か月間の最重要ビジネス課題がコスト削減であると言及しています。

現在の複雑化したサプライチェーンでは、購買責任者や調達責任者(CSCO)は様々な方法を使ってコスト削減を実現しなくてはなりません。

ひとつ言えることは、それには全てデータが関係するということです。データがサプライチェーンの可視性を高めます。

サプライチェーンの可視化はコスト削減およびROIの向上を実現するために必要不可欠です。サプライチェーン管理、購買管理などの業務アプリケーションや分析アプリケーションでは、正確で一貫性のある、つながりをもったデータが求められます。また製品や原材料、サービスやサプライヤーの包括的な360°ビューを把握するためにも品質の高いデータは不可欠です。こうしたビューによって、適切な情報にもとづく意思決定や業務の最適化、大幅なコスト削減が可能となるのです。

ある世界的な石油・ガス会社の例を見てみましょう:

購買責任者は年間200万ドルを無駄にしている事に気づきました。それはなぜでしょう?

サプライチェーンのチームは「The Coca-Cola Company」という名前のサプライヤーと契約交渉を行い、何千ものガソリンスタンド用の商品を調達していました。一方で、上流の購買チームは、「Coke」という名前のサプライヤーから、世界中にある何百か所ものオフィスに商品を調達していました。他の企業と同様、会社全体でのサプライヤーとの関係性を把握しきれていなかったのです。サプライヤーの情報を多数のサイロ化したシステムに蓄積、管理していたために、サプライヤーの情報や関連性、提供される商品やサービスを一元的に把握出来ず、信頼できるデータにアクセスできなったことが原因です。

購買管理やサプライヤー管理、倉庫管理でコスト削減を実現する為の5つの戦略をご紹介しましょう。

  • データによって交渉能力を高める -サプライヤーの360°ビューを把握せよ-

上記の石油・ガス会社の例にもある様に、調達におけるコスト削減を実現するには、リアルタイムに正しいサプライヤー情報にアクセスできなくてはなりません。特別価格や支払い条件をサプライヤーと交渉するには、全社的なサプライヤーとの関係性や調達ボリュームを把握することが重要となるためです。 Supplier360 -Supplier Relationship Managementは、すべてのサプライヤーマスターデータをつなぎ合わせ、隠れたコストを明らかにします。

  • アジリティーを高める -サプライヤーのライフサイクル管理を簡素化-

ビジネスにおける余分な間接費を排除しコストを削減するには、サプライヤーの情報やパフォーマンスを正しく分析し、ライフサイクルを管理することが重要です。Supplier360 が提供するセルフサービスポータルを利用する事で、SRMとワークフローを自動化し、スピードの向上とプロセスの簡素化を実現できます。その結果、サプライヤー管理チームは、戦略的なサプライヤーとの関係性強化と技術革新を推進するために時間を使うことができるようになります。

  • 取引先との商品情報共有を自動化

メーカーや代理店、小売店がオムニチャネル取引を成功させる上で、全てのチャネルに正確で完全な商品データを提供する Product360 -Product Information Management (PIM) が重要な役割を担います。これは電子商取引での高いマージンとコンバージョン率を実現するだけでなく、新商品の迅速な市場投入をも実現します。商品に関する包括的な360°ビューによって、取引先も含めた商品データの編集、管理、共有プロセスを効率化し、手作業による時間とコストを大幅に削減します。Global Data Synchronization Network (GDSN)等を通した商品データの同期も可能となります。

  • データをキレイに -データ品質管理はコスト削減のカギとなる-

商品や原材料の情報、取引先や顧客のコンタクト情報など、データはなんであれ、それらのデータの品質は非常に重要なカギとなります。適切な意思決定を行い、サプライヤーとの良好な関係を維持管理し、手作業の負荷を軽減するためには、すべてのサプライチェーン業務における正確で信頼できる360°ビューが求められます。そのため、データ品質を整えるルールはどの業務アプリケーションでも必要です。倉庫管理を効率化するには、特に顧客のコンタクト情報や住所情報の精緻化が重要なポイントとなってきます。間違った住所宛てに商品を配送する事でどれだけのコストが発生するかご存知でしょうか?また、誤った住所へ配送してしまった結果、支払い期限を守れないと、ペナルティーコストが発生することもあります。

  • 効率性の向上!-ビックデータ分析を活用しよう-

ビッグデータ分析はサプライチェーンのパフォーマンスを様々な方法で向上させる事ができます。ビッグデータ分析を日々の運用に取り込む事で、サプライチェーンのパフォーマンスを2.6倍向上させることが、アクセンチュアの”Global operations Megatrends Study”によって分かっています。詳しくは Overcoming 5 Major Supply Chain Challenges with Big Data Analyticsをご覧ください。

コストの削減は時間の削減にもつながります。浮いた時間をサプライヤーとの関係強化や革新的なビジネスアイディアの模索や新しい商品、マーケット戦略を考える事に使ってみてはいかがでしょうか?

 

ダウンロード:戦略的サプライチェーン管理を阻む5つの障害をデータ主導で克服する方法

 

* Informatica Business Value Assessment (2015年実施)より。


※本ページの内容は2016年6月24日更新のUS Blog の抄訳です。

5 Strategies to Reduce Costs in Procurement and Supplier Management

著者:インフォマティカ社シニアソリューションマーケティングマネージャー Antonia Renner

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